皆さんこんにちは!
ケアタウンゆうゆうリハビリテーション部の田村直侑です。
今回は認知症と老化の違いについて説明したいと思います。
初めのうちは、「認知症による物忘れ」と「老化による物忘れ」との区別がつきにくいですが、次第にはっきりしてきます。認知症の種類により出現する症状は様々です。
認知症を早期発見するために以下のような言動を見るようになったら、早めの受診をお勧めします。
・物忘れがひどくなった・判断力、理解力が衰える・時間場所が分からない
・意欲が無くなる この4つに注意しましょう。
最期に認知症と老化の大まかにまとめた表を載せておきます。
認知症による物忘れ | 老化による物忘れ |
---|---|
体験そのものを忘れる | 体験の一部を忘れる |
忘れたことが分からない | 忘れたことを自覚している |
ヒントを与えても思い出せない | ヒントを与えると思い出せる |
食べたことを忘れる | 何を食べたか忘れる |
約束したこと自体を忘れる | 約束をうっかり忘れる |
買い物に行ったことを忘れ、また買い物へ行く | 買い物へ行ったときに、うっかり買い忘れる |
日付や曜日、場所などが分からなくなる | 日付や曜日、場所などを間違える |
間違いを指摘すると、辻褄を合わせた変な作り話をする | 間違いを指摘しても、作り話はせずに謝る |
捜し物は誰かに盗られたと思う | 捜し物は努力して見つけようとする |