2022年1月14日金曜日

認知症と老化の違いについて

 

皆さんこんにちは!
ケアタウンゆうゆうリハビリテーション部の田村直侑です。

今回は認知症と老化の違いについて説明したいと思います。

初めのうちは、「認知症による物忘れ」と「老化による物忘れ」との区別がつきにくいですが、次第にはっきりしてきます。認知症の種類により出現する症状は様々です。

認知症を早期発見するために以下のような言動を見るようになったら、早めの受診をお勧めします。
物忘れがひどくなった判断力、理解力が衰える時間場所が分からない
意欲が無くなる  この4つに注意しましょう。

最期に認知症と老化の大まかにまとめた表を載せておきます。
認知症による物忘れ老化による物忘れ
体験そのものを忘れる体験の一部を忘れる
忘れたことが分からない忘れたことを自覚している
ヒントを与えても思い出せないヒントを与えると思い出せる
食べたことを忘れる何を食べたか忘れる
約束したこと自体を忘れる約束をうっかり忘れる
買い物に行ったことを忘れ、また買い物へ行く買い物へ行ったときに、うっかり買い忘れる
日付や曜日、場所などが分からなくなる日付や曜日、場所などを間違える
間違いを指摘すると、辻褄を合わせた変な作り話をする間違いを指摘しても、作り話はせずに謝る
捜し物は誰かに盗られたと思う捜し物は努力して見つけようとする